遠い旅路の後を振り返ってみる…。あ、まだ1年かぁ(by URBAN

最近作者のいない「琥珀の部屋」からどうも、琥珀です。
ブログの更新も滞っている我らが天夜組。
唐突ですが、プロットを作るときの自分の話をひとつ。
素人さん、もしくは専門的な学校に通っていない人には、このプロットというものに、うまく打ちこめない…もしくは、なにそれ。おいしいの? という人は、多いのかもしれません。
自分も最初はその一人で、プロットを組まない頃の自分の文章は、今の自分には恥ずかしくて直視できないものでした(笑
とまあ、そんな自分が出会ったのは、大塚英志の「キャラクター小説の書き方」(だった気がする)です。
これは、ライトノベルなんかの文章を、一般人が書けるかどうかを実験する面をもった、指南書だったりするのですが。自分も学校の図書室で思わず見つけて熟読。学校に返さず卒業後も持っているという状況です(おい
これには、プロットの書き方は主軸には入っていないのですが、一つの部分でプロットづくりのヒントを提示しています。
それは、キャラクターに設定を加える段階での話です。
たとえば、一人のキャラクターに一つの特徴を加えます。「左右の目が違う」などといった、身体的特徴です。さて、ここから話を作り上げていくのですが、これがなかなか面白い。この「左右の目が違う」という特徴の原因を考えるのです。
どうして違うのだろうか。これは遺伝的なものか。それとも何かしらの事故にあってこんなことになったのだろうか。または、この特徴でどんなことが起きるのだろうか。視たものの心を読むのだろうか。それとも目からビームを出すのだろうか。そして、それらの能力で彼は何をするのだろうか。人の心を読むのなら、カウンセラーの仕事でもしているのかな。ビームを出すなら、その強力な力で悪漢たちを倒していくのだろうか。
とまあ、そんな感じの考えです。
ちょっと長くなりましたが、もう少しお付き合いお願いします。
こうして、一つの特徴からキャラクターの生い立ちや能力、外見の特徴が出来上がれば、これでこのキャラクターの一つの物語を考える土台ができます。こうして、ほかの登場人物も同様に考え、絡ませることで、ひとつの物語ができていくのです。
細かい説明は省いてしまいましたし、これじゃあよくわからない。もっと知りたい、という人は、ぜひこの本を手に取ってみてください。別に、大塚英志の差し金で書いているわけではないので、あしからず(笑
とまあ、時に行き詰った人たちは、こういった先人の知識を頭にいれてみるんのも、一つの手かもしれません。家の作り方が分かれば、どんな家を建てたいかが浮かんでくるかもしれません。
悩み多き皆様、お役に立てたでしょうか?

自分も初心にかえりつつ、文章作りを頑張りたいと思います。

以上。店のパソコンからブログを書いている琥珀でした(笑

ではでは…。